Strotha Tynhe

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―歌詞といえば、ジョーディーさんの「Holy、Holy」や、betcover!!もそうだと思いますが、ときにお二人は人間の奇妙さ、ふしだらな部分など、現代では不道徳とされるようなモチーフも扱いつつ、ドラマティックな曲を作り上げてきたように思います。

柳瀬:必要であれば入れる、って感じですかね。昔の日本の音楽には必ずそういう要素が入ってますよね。男、女、怨念……演歌なんてほとんどそういうのばかり。そういう「色もの」が好き。それは僕のノスタルジーというか、日本で育って、日本の文化しか詳しくないからなのかもしれない。日本の文化がすごく好きだから、エロってやっぱり切り離せない。まあ、日本には変態文化がありますから。でも、そういう文化がここ10年ぐらい、タバコと同じぐらいのタイミングで禁止され始めている。でも、日本の風土でずっと築き上げられてきたものだから、それがいきなり人の心からなくなるわけはない。だから、必要であればそういう表現もする。まあ、やばい言葉とかはそんなに使ってないですよ。

GG:君が言うように、日本の小説や映画にもエロの要素がどこかしらに含まれているよね。三島由紀夫の小説にも、侍映画、ホラー映画にも。(佐伯俊男による)俺のジャケットのイラストもそう。そういうものって、政府の隠蔽や抑制の圧力が生み出した産物なのかもしれない。その存在を見つめていくことの何がいけない? 文化に浸透していて、俺らが無意識のうちに存在を知っているものを、あたかもなかったかのように扱うのはおかしい。俺は、そういったものを必ずしも作品で取り扱う必要はないと思っている。でも、扱うことに何の問題がある? マーティン・スコセッシは毎年のようにギャング映画を撮ってるけど、誰も彼をギャングスター・キラーとは言わないよね。そういうものじゃないかな。